100均、100円ショップで検索された方に。
あまりにご要望が多いので、こちらに専門サイトを作成しました。

ご活用ください。 ⇒100均 ガイド

2015年12月25日

編集者が原稿を無断改変

へー。絶版なんてそういう対応をすることもあるんだー。
そう思ったこのニュース。

KADOKAWAが小説発売中止 編集者が原稿を無断改変
産経新聞 12月24日(木)22時51分配信  より

 「出版大手のKADOKAWAは、25日に発売する予定だった新作小説『からくり同心 景 黒い好敵手』の発売を中止すると24日、発表した。

 同社によると、作家の谷津矢車(やつ・やぐるま)さん(29)から「原稿の改変が行われているのではないか」との指摘を受け編集部で調査したところ、担当編集者が無断で原稿を変えていたことが判明した。あわせて、8月に刊行された同シリーズ第1作『からくり同心 景』にも、改変があったため、初版1万部を回収して絶版にするという」

引用終了

作家の谷津さん自身もブログでつづっておられましたが、編集者さんって結構「作品をよくするため」の助言も多いというし、作家の林真理子さんも以前エッセーで「原稿が手直しで(赤線を引かれて)真っ赤に」なんてことを書かれていたように思う(まだ新人の頃のお話かもしれない)。

ゆえに、このニュースを最初聞いたとき

「え?よくあることなんじゃないの?」

って思ってしまった。

実際、KADOKAWAの編集担当の方も同じ感覚だったんじゃないかなぁ。

嫌味でもなんでもなく、本気で「俺がよくしてやった」って感じで。

ですが。

作家さんのブログを拝見すると、それこそ作品自体が変わってしまうような変革だったのですね。

本当に「もっと早く発覚していれば」

としか言いようがありません。

いまは出版の形態が変わり、「作家」さんと「出版社」の出したいもの、の意向が合わないとき、作家さんは別の道が開けました。

それは「ネット」を使って自費出版
もしくは、「小説家になろう」などの小説投稿サイトに登場させ、ビックアクセスを稼ぐことです。

これをもって

「ほら、売れるでしょ?」

という出版社との交渉材料を得たわけです。
「売れるわけないだろ」という相手に戦いを挑む武器を手に入れたわけです。

実際、「小説家になろう」には、こりゃ、プロだろうよまったく。ってな作品もかなりあります。

紙の媒体はまだまだなくならないだろうと思いますが、同人誌文化が根付いているいまの状況にネットが結びつくと、正直出版社自体がどうなるか読めません。

この谷津さんが今後出版社からどんな扱いを受けていくのか、見守りたいと思います。

若い才能がつぶされることがありませんように。



そこのあなた!忘れずにぽちっとしてって♪
にほんブログ村 地域生活(街) 東京ブログ 池袋情報へ ブログランキング

posted by おといけ at 08:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/170557890
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
Powered by さくらのブログ