「一口城主」という制度があった。
で。
今回の震災でそれに申し込みが殺到したのですが、
現地ではなく県外からですと
一度熊本市役所に「一口城主になりたい」とメールする
↓
折り返し振込用紙が届く
↓
支払う
という手続きが必要でした。
ですので市役所が振込用紙を申込者に送るという手間に対処できず、それでも「修繕のため」お金を送りたいという希望殺到のため、直接の振込先を作ってくれたようです。
ですが、この口座を作ってくれたのは別の理由もあるようです。
熊本城災害復旧支援金
(振込用紙をとっておいて申告すれば控除対象になります)
さて、それは。
一口城主の制度で募っていた「復元」と今回の地震の「修復」ではちょっとした違いですが、大きな違いがあるということです。
一口城主で寄付したお金はあくまで「熊本城をかつての姿に戻すための工事」であって、「地震で壊れたところの修復」ではないのです。
ですから一口城主へ寄付した場合、今回の修復にはそのお金は使えません。
お役所というか寄付金のめんどくさいところですが、公的なものであるがゆえにその分け方は厳格です。
なので「あの石垣を治してあげて!」と思うならば今回お知らせしたリンク先
熊本城災害復旧支援金
に送金する必要があります。
ここですとお金は希望通り「地震による損壊に対する修復」に使われます。
これは熊本にかかわらず各市町村震災についてもいえること。
ただ漠然とお金を振り込むと
とくに政治政党、ごひいきの政治家などに寄付する場合も「交通遺児支援に使ってください」などのように目的をしっかり描かないと
私は熊本の象徴である熊本城修復と、震災で飼い主とはぐれた動物に寄付をすることにしています。
一日も早い「日常」を取り戻せるよう少しでもお手伝いで着たらと願ってやみません。
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