池袋駅構内のトイレ、不思議、不思議。

JR改札を通り、湘南新宿ラインに乗ろうかな、とホームの階段に向かうとき、なんか変だなーと思っていたら。





ある不思議な光景に気が付いてしまった。


階段に向かって右を見ると、





女子トイレ。


広々としてなかなかきれいなトイレである。


で。


そのまま首を反対側に向けますと、






なんと、


女子トイレの向かい側に、


またもう一つ女子トイレ。



なーぜー？







探偵のふりして推理してみると



おそらく近い将来どちらかのトイレは消えるか、男子トイレにチェンジになるのではないかと。


どうでしょ？

銀行どこですか？

今日「魔女たちの22時」を見て、

ついつい注文しちゃったよ。「豚足コラーゲンゼリー」

いくつになってもやっぱりねぇ。





さすがに豚足を食べるのは抵抗があって無理。

とりあえず1週間くらいは続けてみるかな。




さて。



今日は私が実際に池袋で出会った不思議なお話をしようと思う。




今年に入ってすぐ、池袋東口を歩いていた私はある女性に呼び止められた。

「あの、三井住友銀行はどこですか」

黒いカーディガンに明らかにどこかの会社の制服と思われるスカート、白いソックスにサンダル。

おそらく近くの会社のOLさんだろう。

時間は2時30分。もうすぐ銀行が閉まる時刻だ。あわてているはずだ。

そう思って直近の銀行を教え、彼女は軽く頭をさげて教えた道を走って行った。





それから2週間ほどたったころ。

またしても東口を歩いていた私は女性に声をかけられた。

「あの、りそな銀行はどこですか」

黒いカーディガンに明らかにどこかの会社の制服と思われるスカート、白いソックスにサンダル。

時刻は2時30分。

あれ？

そう思ったものの、教えてあげると彼女はうれしそうに微笑んで走って行った。




そして先週。

今度は西口のマツキヨの前を歩いていると。

「あの、三菱UFJ銀行はどこでしょうか」

三度目である。さすがにドキッとした。

振り返ると。

黒いカーディガンに明らかにどこかの会社の制服と思われるスカート、白いソックスにサンダル。


時間は……

2時30分。


とりあえず、指をさして教えてあげた。

彼女はぺこりと頭を下げるとその方向へ走って行った。







そして今日。北口付近を歩いていた。

「あの、あおぞら銀行をしりませんか」




彼女だ。





今回も教えてあげて、彼女はパタパタと走って行った。

時間は……またしても2時30分。















「いい加減、行く銀行のマップくらいネットで検索し来いよ」





あれ？


違う？






まあ、とりあえず実害はないので、今度は「中央三井信託銀行」か？

彼女にかわって検索する私なのだった。

池袋七不思議 キリン堂薬局

この世にあふれる『七不思議』

そのすべての不思議の一番の『不思議』は

それらが『七つでは済まない』ということだろうか。

なに、この意味不明さは（笑）





で。







ここは、池袋のど真ん中。

西武の真正面をまっすぐ伸びる大通り。そのすぐ裏手はサンシャイン60通り。

ちょうどその分岐点にあたるその角地に。



「キリン堂　薬局」

この建物だけが昭和30年代で時が止まったかのよう。



周りに大きなビルがどんどんと建ち、人の通りも増え、変わっていくというのに。







人は住んでいらっしゃるのかしらー。

この薬局の前を歩くたびに、この建物の中には年代物の『サトちゃん』とか『かえるちゃん』とかがいるのじゃないかと、ほこりをかぶっているのじゃないかと、ついでに薬局とは関係ないけれどペコちゃんもいたらどうしようなどと妄想が尽きることがないのだった。